2021/12/23(木)
【予防】効果アップのストレッチ法
カテゴリー:予防する力
こんにちは、神戸市北区の腰痛専門さより整体院の岸です。
本日は効果ありのストレッチ方法ついてお伝えしたいと思います。
この記事では
-
- ストレッチをしても腰痛は良くならない
- 久々にストレッチをしたけど体が硬すぎて逆に痛い
- ストレッチを頑張って体を軟らかくしたい
と思われている方にオススメしたいと思います。
まず、結論からお伝えすると、ストレッチ中にリラックスできているかできていないかで効果が変わってくるということです。
これには自律神経の交感神経、副交感神経が大きく関わってきます。
その点について説明していきたいと思います。
自律神経とは
自律神経とは、呼吸器や循環器、消化器などの活動を調整するために24時間働いている神経です。
運動神経や感覚神経のように意識するものではなく無意識に活動している神経です。
自律神経は交感神経と副交感神経があり、興奮すると交感神経が優先して働き、睡眠やリラックスすると副交感神経が優先して働いています。
交感・副交感神経による体の影響
交感神経、副交感神経それぞれが優先して働いた時、人の体には様々な影響があります。
このイラストのように交感神経が優先して働くと、血管が収縮し血圧が上がります。また筋肉が緊張(硬くなる)します。
走っている時のイメージが近いですが、座っていても仕事をしたり緊張状態の時は交感神経が働いています。
副交感神経は先程とは逆で、血管が拡張し血圧は下がります。筋肉は弛緩(軟らかくなる)します。
他にも胃腸の働きや汗の量など様々な部分に影響を受けますが、ここでは血圧と筋肉の硬さだけ注目してください。
効果アップのストレッチ法
効果アップのストレッチ法とは、副交感神経が優先して働く方が、筋肉が軟かくなりやすいということです。
いかにリラックスしてストレッチを行うかが大事になってきます。
オススメは深呼吸をしながら行うことです。
深呼吸のゆっくり息を吐いている時は副交感神経が働きやすいと言われています。
逆に一生懸命やろうと痛みを我慢しながらするストレッチは息を止めていることが多く、交感神経が働きやすくなっています。
よく体操や運動の番組で「息を止めないように」「しっかり呼吸をして」など指導者が言っているのを聞いた事ありませんか?
あれは息を止めると交感神経が働きやすく、血圧が上昇したり筋肉が硬くなってしまうからです。
また、クラシックや川のせせらぎの音など、リラックスできる音楽を聞きながら行うと柔軟性が向上するという研究結果も出ています。
(参考:CiNii Articles「音楽が柔軟性に及ぼす影響」より)
もし、ストレッチをしても効果を感じていない場合は、一度呼吸を意識したり音楽をかけながら行ってみてください。
厚生労働省の生活習慣病予防のための健康情報サイトでは5つの注意すべき原則があると伝えています。
重複する部分もありますが、この点も意識して行うと良いと思います。
まとめ:副交感神経を働かせる事で効果的なストレッチが行える
- 息を止めずに深呼吸をしながら行う
- リラックスできる音楽を流しながら行う
- 時間は最低20秒
- 伸ばす筋や部位を意識する
- 痛気持ちい程度に伸ばす
- 目的に応じた部位を選んで行う
ご自分に合ったストレッチが知りたい方、ストレッチしても良くならない方はさより整体院にお越しください。
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(施術中はお電話に出られないことが多いので、折り返しご連絡させていただきます)
本日もありがとうございました。