2022/01/17(月)
【予防】こむら返りは腰痛予備軍!? 〜原因・予防・撃退法〜
こんにちは、神戸市北区の腰痛専門さより整体院の岸です。
本日はこむら返りについてのお話です。
私の整体院に来られる腰痛や肩こりの患者様には、こむら返りになりやすいと言われる方が多いです。
腰痛とこむら返りは一見関係無さそうですが、意外と関係があります。
今回のブログでは、
-
- ・こむら返りの原因
- ・こむら返りと腰痛の関係
- ・こむら返りの予防と撃退法
についてお伝えします。
こむら返りの原因
こむら返りは、ふくらはぎの筋肉が異常に収縮して痙攣(けいれん)を起こし、強い痛みが出ます。
「こむら」は「腓」の漢字であり、腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)のことを指したりします。
一般的にはふくらはぎですが、太ももや足の裏などにも起きることもあります。
こむら返りは運動中や睡眠中、朝起きる時などに起きやすいという方が多いです。
一般にミネラル(マグネシウム)不足が原因と言われていますが、その他にも水分不足、冷え、血行不良が原因の場合もあります。
また、腎不全、糖尿病、肝硬変など病気によって起きやすい症状でもあります。
こむら返りと腰痛の関係
ブログの始めにもお伝えしましたが、腰痛の方はこむら返りになりやすい人が多いです。
ここでいう腰痛は筋肉や筋膜が原因の人です。
そもそも腰痛は腰自体が原因ではなく、体のどこかの筋肉が硬くなっていたり、筋膜に歪みやねじれが起きているため痛みが出ています。
特に、腰や骨盤周りの筋肉が硬い人は、その近くの背中やお尻、太もも、ふくらはぎの筋肉も同じように硬い場合があります。これは筋膜で繋がっているからです。
筋膜については、別の記事で詳しく説明していきます。
私の整体院では初回のカウンセリングで3つの症状を必ず聞いています。
ここで全部が当てはまる場合は全身の筋肉が硬くなっているとイメージできます。
腕が上がらなくなったに当てはまる方は上半身や背中の筋肉が硬くなっている、また、ぎっくり腰やこむら返りが起きやすいに当てはまった方は下半身の筋肉が硬くなっていると予想しています。
こむら返りの予防法
ほとんどの方はこむら返りになりたくないと思うので、こちらの方をしっかりお伝えします。
こむら返りの原因がミネラルや水分不足、血行不良によるので、ミネラルの多い食事にしたり、水分をしっかり摂ってください。
夏はあまり起きないけれど、冬など寒い日に起きやすい人は血行不良が原因のことが多いです。
その場合は、しっかりお風呂で体を温めたり、ふくらはぎのマッサージをしてください。
ふくらはぎのマッサージは3つのポイントがあります。
-
- ⑴膝裏
- ⑵踵
- ⑶ふくらはぎ外側
この3つの部分はふくらはぎの筋肉が骨にしっかりついている部分になります。
特に膝裏と踵はふくらはぎの筋肉のスタートとゴール地点になるので、その部分をしっかり揉んだり動かすことで全体的に伸び縮みがしやすくなる筋肉になります。
こむら返りになりやすい人はこの3つの部分がとても硬くなっていると思います。
無理せず痛気持ちがいい程度の圧で揉んであげるといいです。
もし、今までご自身でマッサージをしても変わらないと感じている方は、一度この3つのポイントを意識していただければと思います。
お風呂の中やお風呂後に行うと効果が高いです。
毎日続けていくことで、冬でもこむら返りになりにくくなったり、足の冷えや痺れ、膝の痛み等、他の症状の改善にも繋がっていきます。
こむら返り撃退法
実際こむら返りになった際は、激痛でパニックになるかもしれません。
まずは落ち着いて一度深呼吸してください。
そして、ゆっくりでいいので少しずつ、つま先を天井に向けていきます。
ふくらはぎの縮んでしまった筋肉を伸ばすことで痛みが軽くなります。
まとめ
-
- ・こむら返りはミネラルや水分不足、血行不良によって起きやすい
- ・全身は筋膜で繋がっているので、筋肉や筋膜が原因の腰痛の人はこむら返りになりやすい
- ・予防法:ミネラル、水分摂取、お風呂、マッサージ
- ・マッサージは膝裏、踵、ふくらはぎの外側をやや強めに揉む
本日もありがとうございました。
「何をしても改善しない腰の痛み」でお悩みの方は腰痛専門 さより整体院にご相談ください。
国家資格保有、病院勤務歴ありの経験豊富な院長が、最初から最後まで担当します。
TVで話題の筋膜リリースの理論に基づいた当院独自メソッドで、日頃の生活習慣によって起こっている「筋肉の硬さ」や「筋膜のねじれ」を緩めていき、腰の痛みを改善していきます。
また、ツボや経絡、自律神経の調整法など東洋医学の視点からも、あなたに合う効果的な施術を提供します。
兵庫県神戸市北区鈴蘭台にある当院は、原因追求のための丁寧なカウンセリングと痛みがほとんどでない根本改善整体で、あなたのお悩みを徹底サポートいたします。
まずは、お気軽にご連絡ください。
院長 岸さより