2021/12/17(金)
【守る】初心者必見 いい姿勢ってどんな姿勢? 〜姿勢の見方1〜
カテゴリー:守る力
こんにちは、神戸市北区の腰痛専門さより整体院の岸です。
本日は皆さんでも出来る姿勢の見方についてお伝えしたいと思います。
自分の姿勢を自身で見ることは、自分の健康を守る力になります。
この記事では
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- 姿勢が悪いと自覚しているけど具体的にはわからない
- なるべく自分の力で体を良くしたい
- 片側の肩や腰が痛いけどなんでだろう?
と思われている方にオススメします。
なぜ姿勢を見る必要があるのか
私の整体院では必ず全員の姿勢を確認します。そして写真も撮ります。
肩こりや腰痛の人に「痛みの原因はなんだと思いますか?」と聞くと、大半の人が「猫背だから」「反り腰だから」など姿勢の影響を受けていると気づいています。
ですがほとんどの人は自分の姿勢を客観的に見ていないのです。
姿勢が悪いということは、体のどこかの筋肉が過剰に働きすぎていたり、使わなさ過ぎて硬くなっていたりして、バランスが整っていないということです。
そしてその硬くなっている筋肉が原因で痛みや痺れが起きている可能性があります。
姿勢の見方
姿勢の見るにはいくつかのポイントがあります。
このポイントが直線になっていることをアライメント(配列)といいます。
いい姿勢はアライメントが整っている、悪い姿勢はアライメントが崩れていると言ったりします。
【横向き】
・耳たぶ後方
・肩の先端
・足の付け根(大転子と呼ばれる骨の出っ張り)
・膝
・外くるぶし
【後ろ向き】
・後頭部と首の境目の出っ張り
・背骨
・お尻の割れ目
・両方の膝の内側の中心
・両方の内くるぶし間の中心
いい姿勢と悪い姿勢
いい姿勢と悪い姿勢を見比べてみましょう。
まず横向きの姿勢ですが、いい姿勢に比べて悪い姿勢は耳たぶと肩の先端が前に出過ぎているのがわかると思います。
デスクワークが多い人や携帯を長く見ている人に多い「猫背」や「ストレートネック」と言われるような人です。
後ろ向きの姿勢では先程のポイントのズレはあまりありませんが、強いていえば膝の間が開き過ぎている軽い「O脚」といえます。
後は、いい姿勢に比べると肩幅が広くなっています。
イラストは左右対称ですが、これが本物の人間では肩の高さが左右違っていたり、首が傾いていたりと左右非対称になっていることが多いです。
また、いい姿勢の人は見た目も若く見えますし、悪い姿勢の人は老けて見えたり太って見えたりしますね。
(実際太りやすいので注意です!)
自宅でできる姿勢チェック
姿勢の見方をお伝えしたので実際自分の姿勢をチェックしましょう。
やり方は簡単で、携帯で横向きと後ろ向きの写真を撮って見ましょう。
自撮りでも家族や友人に頼んでも問題ありません。
私はほぼ毎日、朝の体操前と体操後に自撮りしています。継続して撮ることでセルフケアの効果などもわかります。
比較する際にオススメなのが「Photo Grid」というアプリです。
それぞれ撮影した写真を並べたり、大きさを揃えたり編集できるので、簡単に違いを見つけることができると思います。
整体院に来られている人も来たことがない人も、自分の体を客観的に見てみてください。
自分自身で姿勢の崩れを理解することが健康の第一歩になると思います。
まとめ
- 姿勢が悪い影響で痛みや痺れなどの不調が起きている
- 携帯で全身写真を撮ってアライメントが整っているか確認する
- 自分自身で姿勢の崩れを理解することが健康の第一歩